努力と成功法則
会社員時代、自己啓発や潜在意識系の著名人やコンテンツホルダーのセミナーや教材を扱うことも多かったので、神経言語プログラミング(NLP)をはじめ、ほにゃららの習慣とか、なんちゃらのステップ…みたいなコンテンツに触れる機会がわりとありました。
いわゆる、「成功法則」みたいなものです。
で、成功法則について語られるとき、当然のように「努力」という言葉がセットで出てくることがあります。
努力なくして成功なし、みたいなことです。
成功者は努力をしない?
この「努力」ですが、いろんな人と話してみると、いわゆる成功者って「努力してきた」という実感があまりないことが多いみたいです。
むしろ、「自分の好きなこととか実現したいことに、時間を忘れて取り組んできました」みたい人ばかりです。
「熱中している」という状態にあったということ。
本人は熱中してるだけでも、はたから見れば努力しているように見える…ということなのかもしれませんね。
成功してる人が「私は努力してきました!」なんて自負してるのって、あまり聞いたことがないし。
(もちろん中には、自分にムチを打って努力してきた、という人もいると思いますが、住む世界が違うと思っています。)
熱中できるものを見つけるべし
努力という言葉には、必ず苦労や苦痛がセットでつきまといます。
努力しろ、と言われると、苦労しろ、我慢しろ…と言われてるみたいで疲れますね。
一方で「熱中できるものを見つけろ」だと、だいぶ前向きになれるよな、と思います。
努力を努力だと思っているのであればそもそも続かないので、考え方をあらためるべきだ…ということかもしれません。
自分が熱中できるもの、時間を忘れて取り組むことができるものの中に、自分の才能と成功が隠れてるのかもしれないですね。